調子良い時の投げ方を意識する- 小野恵太

調子良い時の投げ方を意識する- 小野恵太

「ダーツは基本的にひじから上のスポーツなので、不調だなと感じた時は、ダーツがどういう風に腕から出ているのかを、ちょっと考えてみるだけでも違うかもしれないですね」と言うのは、小野恵太選手だ。

「調子がいい時は、投げていて気持ちいいはずなんですよ。『あ、今日はなんかダーツがスッて飛ぶなあ』みたいな。それができなくなっている時は、良い時と比べて早く離しちゃって届く前に落ちちゃったりとか、力が入っちゃって上に飛んでいっちゃうとか。そうした変化が原因として考えられます。

そうは言っても、最初のうちは、自分ではなかなか原因がわからないと思うので、良くない時のことを気にするより、良い時を意識するのがいいです。『気持ち良くできた、今の投げ方、もう1回したいな』みたいな感じで、良いのをどんどん増やして、悪いのを減らしていく。初心者の不調はそれで改善されるんじゃないかと思います」

中級者以上の場合は、フォームを変えることで不調に陥っている人が多いと指摘する。

「トッププレイヤーの投げ方を研究してマネしてみることは良いことだと思うのですが、いろいろ変えすぎて、どうやって投げていたかを見失っている人を結構見かけます。変えるなら、何か一だけを徹底した方がいい。一度にスタンスもグリップもフォロースルーもと並行して変えようとしない方がいいと思います」

小野 恵太 Keita Ono

2016年にTHE WORLD PREMIUM STAGEやSUPER DARTS 2017を優勝するなど、抜群の集中力を武器に高いパフォーマンスを発揮する日本のホープ。