精度を上げるポイントはダーツの“飛び”にあり!- 鈴木未来

精度を上げるポイントはダーツの“飛び”にあり!- 鈴木未来

2017年度 鈴木未来選手のスローイングをチェック

きれいな軌道よりも自分に合った“飛び”

ビギナーの方でも、プレイヤー同士の会話のなかで「飛びがきれい」「飛びが安定しない」といったフレーズを耳にしたことがあるはず。では、この“飛び”とはいったい何なのだろうか。
「“飛び”というのは、ダーツの飛び方のこと。理想的な飛び方は、きれいな放物線を描く飛び方です。直線に近い放物線や大きく山なりを描く放物線がありますが、いずれにせよ、きれいに放物線を描けていればダーツをコントロールしやすいと思っています」
そう話すのは、鈴木未来選手。とはいえ“きれいな放物線”はあくまで理想であると言う。
「最初のころは、あまり飛び方を気にせず、とにかく狙ったところに飛ばす練習をすることが大切です。私もあまり“飛び”はきれいではないのですが、きれいに飛ばすことにこだわると、深い溝にハマってしまう気がして(笑)。実際は、ダーツ3本が安定して同じところに飛んでいけばいいんです。それができるようになったとき、そのときの飛び方が自分に合った“ダーツの飛び”ですから」

“球”をイメージした練習がおすすめ

「過去にダーツが3本ともボードに刺さらないことが多い時期があったんです。そのとき何とか刺さるようにしようと考えすぎて、力を入れすぎたり逆に抜きすぎたり。結果的に気づいたのですが、ダーツへの力の伝わり方が毎回違うと、当然ながら飛び方も安定せず、精度も下がってしまいます。なかなかダーツの飛び方が安定しないという方は、狙いすぎて力んでしまっていることが多いと思いますよ」
自身の経験上から、力の加減と“飛びの安定”について話す鈴木選手。飛び方を安定させるためのポイントは“球”にあるそうだ。
「今はダーツに上手く力が伝わっていないと感じるときは、“球”を送り出すイメージで投げるようにしているんです。これが本当に効果的で。皆さんも、ピンポン玉を使ってダーツを投げるときと同じフォームでボードに投げる練習をしてみてはいかがでしょうか。ダーツよりも飛んでいく軌道が見やすいですし、力加減を調整する練習にはすごくいいと思いますよ」
さらに、それでも“飛び”が安定しない人は、根本的な見直しも大切だと続ける。
「3本とも同じように飛んではいくものの、なかなかグルーピング精度が上がらないときは、ダーツのセッティングを見直すことも大切だと思うんです。ダーツの一部のパーツを変えるだけで、飛び方は大きく変わりますからね。あとは、毎回同じグリップ、フォーム、フォロースルーになるように繰り返し練習することも忘れないでくださいね!」

 

鈴木未来 DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER

国内の現役女子プレイヤーの中では、ナンバーワンの呼び声が高い。勝負どころでの強さと抜群の安定感に定評があり、ときに男子トッププロも倒すほどの実力の持つ。