ブル音誕生秘話

ブル音誕生秘話

ダーツをやってる人ならみんな大好きブルの音!

 

 

このズキューーーンと突き刺さる気持ちの良い音はどうやって誕生したのでしょうか?
この音を作ったのは現在、株式会社セガ・インタラクティブに所属しているゲーム音楽作曲家のHiro師匠こと川口博史さん。超有名でWikipediaだってあるんです‼
今回のGOOD DARTSではDARTSLIVEサウンドの生みの親、川口博史さんにインタビューをしました!

 


ブル音誕生秘話インタビュー

まず川口さんのプロフィールを教えてください。

1984年に株式会社セガ・エンタープライゼス(株式会社セガの旧社名)に入社しました。学生時代から自分でゲームを作っていて、その中でもゲーム音楽に興味を持っていたんです。ゲームセンターで聴く音が好きでセガに入社しました!
でも最初の配属先はゲームのプログラマー。一番最初に担当したゲームは「ガールズガーデン」です。
当時、自分がプライベートでバンドをやっていて、ゲームクリエイターの鈴木裕さんに「今までのゲーム音楽にないようなバンドっぽい曲が欲しい!」と言われて初めて曲を提供することになりました。そこからサウンドの仕事に移行していったんです。

 

どのようにしてDARTSLIVEと関わることになったんですか?

いろいろゲーム音楽を作っていくなかで、ダーツライブの創立者のひとり、ヒットメーカー(かつて存在していたセガの開発子会社)の社長であった小口久雄さんと飲みに行ったりダーツをしたりと夜な夜な遊びに行くようになりました。その中で小口さんはDARTSLIVEの仕組みを思いついたようですよ。
当時日本で普及していたダーツマシンは、アメリカのメダリスト社のスペクトラムというもの。そこで「メダリストに代わる新しいものを作ろう!」となり、DARTSLIVEが誕生することになったんです。

 

ブル音の誕生について教えてください!

もともとメダリストのダーツマシンが普及していたので、周りには「同じような音で作ってほしい!」と求められました。でも「同じ音にはしたくない!新しいものを提供したい!」と思い、今の音を作ることになったんです。
ダーツの音って、音自体がアイコンなんです。『どこに刺さったか?』という情報が音になっています。シングルだったらトゥーン、ダブルだったらトゥトゥーン、トリプルだったらトゥトゥトゥーン。どこに刺さったかボードを見なくてもわかるような音を目指して作りました。

あとはずっと聴いてても飽きない、飲みや会話の邪魔にならない、けど遊んでる人には心地よい音になることを心掛けて作りました。そういうものをいろいろ考えて完成したのが今のブルの音です!
ブルはど真ん中なので一番目立つ音、そして『突き刺さる音』をイメージしました。

 

ここだけの秘密話を教えてください!

実は、当初ブルとインブルは別の音が候補だったんです!今のブル音よりもっと長いものでした。
聴いてみますか?
初公開! こちらが採用されなかったブルとインブルの音です!

 

  • 採用されなかったブル音
  • 採用されなかったインブル音

おぉ!これがボツになった音ですか…!でもなぜこれを採用しなかったんですか?

もう少し「やられた感」が欲しくて。対戦相手にとって『やられた!』という突き刺さる感じがもっと欲しい、となり今の音になりました。

 

DARTSLIVEの音を作るうえで苦労したことは何ですか?

指で押しても音は鳴るけど、投げて刺さったときの音が知りたいので実際に投げました!でもやっぱり自分ではなかなか刺さらない(笑)
当時ダーツがうまい社員の隣に立ってダーツを何時間も投げてもらいました。インブル3本投げるまでとか。同じ音が三回続いて違和感がないか、とか聴きたかったんですよ。そのへんは苦労しましたが、それ以外は本当に全部楽しかったですね~!
あとは、アワードムービーはデザインと一緒にやったのでかなり時間がかかりました。最初はもっとアワードムービーって長かったんですよね。でも次の人も早く投げたいじゃないですか。なのでどんどん尺は短くなりました。うれしいアワードほど豪華になるような音を作りました。雷を鳴らしたりね。

 

ブルの音は何種類くらいの音でできているんですか?

ブルは4つの音を重ねて作りました。これがブルのサウンドの制作画面です。こんな感じで音を重ねて今のブルの音になっているんです。
とっても貴重!すごい!

 

 

ズバリ!川口さんのお気に入りのDARTSLIVEの音は?

全部気に入ってますね! ダーツならではの音が出るし全部好きです。ゲームの音楽って『演出』と『情報』が大事なんですよ。演出はダーツで遊んでいる人の雰囲気を盛り上げるもの、情報はユーザーに何が起こったかわかるようにするもの。音でダーツの情報が伝わらないとまったく意味がないんです。アワードは盛り上げられればOKです!

 

川口さんがブルの音を文字にすると?

トゥーンですね!

 

最後にGOOD DARTSを読んでいる方へひとことお願いします。

ダーツはとても良いコミュニケーションツールなので是非仲間を誘ってたくさんコミュニケーションをとってください! 知らない人でも友達になれるのが良いですよね。
ぜひたくさんブルを出してくださいね!

 

川口さん、貴重なお話ありがとうございました!

 


おわりに

いや~、ブルの音誕生にこんなストーリーがあったなんて驚きです!これまで以上にブルの音、大好きになっちゃいました。さぁ今週もブルの音を聴きにダーツを投げに行こう!

 

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