ダーツメンタルトレーニング【第3回】- 高畑好秀

ダーツメンタルトレーニング【第3回】- 高畑好秀

【第3回】力を発揮するための思考法

 人は何か勝負ごとの本番に臨む前や何かをしようとする前に、すでに心の中で答えを出していることが多いものです。

 「相手が〇〇だから、どうせ負けるだろう」とか「〇〇のような大変なことは自分にはできないだろう」とか。やってみる前から気持ちで負けているパターンです。

 負けるだろうという思考の入り口から入ってしまうと、負ける理由ばかりを考えていくものです。

 このようなときに自分が挙げる負ける理由を書き出してみて、それがいかに根拠のない理由なのかを自問自答して、否定して潰していく作業を行ってください。

 自分が負ける理由が不明瞭になってきたところで、結果は出ないと分からないのなら勝つ、できるという思考の入り口から考えてみようと導いていくのです。

 そして同じく勝つ理由、できる理由を考えていき、こちらは肯定してあげて、可能性を探るようにするのです。日頃から、「できない」とか「負ける」という口癖を改めて「できる」とか「勝てる」という口癖を習慣化していくように取り組んでいくことが大切です。

第4回へ続く。

ダーツメンタルトレーニング- 高畑 好秀


高畑好秀 DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER

日本心理学会認定心理士。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。同大学運動心理学研修生終了の後、プロ野球、Jリーグ、プロゴルファーなど数多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手などにメンタルトレーニング指導を行なう。主な著書に「試合に勝つためのスポーツ・メンタルトレーニング」「試合で差がつく!!スポーツ・メンタル強化BOOK」など。