GOOD DARTS

TAMESU & TAMESHIAU

ダーツメンタルトレーニング【第4回】- 高畑好秀

メンタルスポーツといわれるダーツ。自分の実力をいかに発揮できるかを心理学的な見解からアプローチしていくコーナーです。全10回。

【第4回】試し、試み合うで楽しむ気持ちを

TAMESU & TAMESHIAU

 試合は、試し合う(ためしあう)と書くし、試み合う(こころみあう)とも書きます。ダーツの試合を単なる勝敗だけでみてしまうと、敗ければ得るものはないということになります。

 しかし、試合で何らかの方法を試してみたり、何らかの試みをしてみるとそこはひとつの生きた実験の舞台になります。

 試合前に試したいこと、試みたいことを自分の中で明確にさせておいて、実践させてみる。これも試合というもののあるひとつの側面かもしれません。

 ひとつの実験が通用しなければ、次々に試したり試みたりしてみればいいんです。ダーツの方法論の答えや導きだし方は決してひとつではありませんから。

 そこに試合の面白さがあると思うのです。勝利あるいは結果至上主義ではこの試したり、試みたりができずに、勝てそうなひとつの方法に固執してしまう傾向があります。目先の結果を追い求めてしまうと、試す、試みるができなくなります。

 自分自身が一皮剥けて、大きく成長していくためには、欠かすことのできない過程になるのではないかと思います。試合を生かせるのか、単なる結果に終わらせるのか、自分の価値観ひとつで分かれるところです。

第5回へ続く。

PROFILE プロフィール

高畑好秀

日本心理学会認定心理士。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。同大学運動心理学研修生終了の後、プロ野球、Jリーグ、プロゴルファーなど数多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手などにメンタルトレーニング指導を行なう。主な著書に「試合に勝つためのスポーツ・メンタルトレーニング」「試合で差がつく!!スポーツ・メンタル強化BOOK」など。

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