STORY OF DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER ~江口祐司~
2007年、初開催のSUPER DARTSにて、24歳という若さで優勝を手にした江口祐司選手。
今回は、そんなプロダーツ界を盛り上げてきた立役者に、DARTSLIVE OFFICIAL PLAYERとしての心構えを訊いた。
長い間、ダーツプレイヤーたちの手本として多くの注目を集めている江口選手だが、プロになってからもDARTSLIVE OFFICIAL PLAYERになってからも、基本的な考え方は変わっていないという。
「根底にあるのは楽しみながらダーツをすることです。もちろんプロである以上は、なるべく多くの観客を楽しませたいとは思っています。
自らの試合で心を熱くした観客達に「今すぐに投げたい」「この後練習しに行こう」と思ってもらえるのが江口選手の喜び。そのためにも結果だけにこだわらず、自分の“楽しいと感じるスタイル”を心がけているという。
「プロとして自分に何が出来るのか、多くのトッププレイヤーたちが抱えている共通の課題だと思います。僕の場合は、万人を喜ばせたいと意識したことがありましたが、それは自分の個性を消してしまうと気がついたんです。
多種多様な考え方を持つダーツを愛する人たちが大勢いて、それぞれが共感や尊敬できるプレイヤーを応援する。そのなかの一人として自分が選ばれるのであれば嬉しいと語る江口選手。
プロの試合の観戦だけでなく、自分でプレイすることやダーツバーなどでの交流もダーツの魅力。その楽しみをビギナープレイヤーやこれからダーツをはじめる方々に伝えていくことも、江口選手は自分の役割だと考えているようだ。
「僕がダーツをはじめたばかりの頃は、まだプロの世界は確立されておらず、ダーツバーでの交流こそがダーツの醍醐味でした。そこから楽しみつつ上達した身としては、伸び悩んだ時こそ、数字にこだわり過ぎない方が良いと思います。
真剣勝負の面白さはプロツアーを通して発信しているため、イベントではコミュニケーションがメイン。
“江口プロ流”のダーツの楽しみ方は、是非ともイベントの開催場所へ足を運んで直接教わってみてはいかがだろう。