STORY OF DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER ~江口祐司~

STORY OF DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER ~江口祐司~

【楽しみ続けることが上達への近道。結果は後から付いてくる!】

2007年、初開催のSUPER DARTSにて、24歳という若さで優勝を手にした江口祐司選手。その後も数々の大会で輝かしい成績を残し、JAPAN参戦後もトッププレイヤーとして活躍し続けている。
今回は、そんなプロダーツ界を盛り上げてきた立役者に、DARTSLIVE OFFICIAL PLAYERとしての心構えを訊いた。

■プロとして自分に何が求められているのか

長い間、ダーツプレイヤーたちの手本として多くの注目を集めている江口選手だが、プロになってからもDARTSLIVE OFFICIAL PLAYERになってからも、基本的な考え方は変わっていないという。

「根底にあるのは楽しみながらダーツをすることです。もちろんプロである以上は、なるべく多くの観客を楽しませたいとは思っています。しかし自分に出来ることには限りがあり、その中で最大限のパフォーマンスを発揮することしか出来ません。自分を応援してくれる人が一人でもいるならと、今できる最高のプレイを目指して頑張るだけです。そのプレイスタイルを好む方も、好まない方もいるでしょう。……人間ですから全ての人から好かれたいという欲はあるんですけどね(笑)」

自らの試合で心を熱くした観客達に「今すぐに投げたい」「この後練習しに行こう」と思ってもらえるのが江口選手の喜び。そのためにも結果だけにこだわらず、自分の“楽しいと感じるスタイル”を心がけているという。

■ダーツ界を盛り上げるために必要なのは多様性

「プロとして自分に何が出来るのか、多くのトッププレイヤーたちが抱えている共通の課題だと思います。僕の場合は、万人を喜ばせたいと意識したことがありましたが、それは自分の個性を消してしまうと気がついたんです。結局、出来ることは十人十色。さまざまな個性が切磋琢磨しながら真剣勝負を繰り広げることが、プロの試合の面白さなんですよね」

多種多様な考え方を持つダーツを愛する人たちが大勢いて、それぞれが共感や尊敬できるプレイヤーを応援する。そのなかの一人として自分が選ばれるのであれば嬉しいと語る江口選手。絶対的な主役ではなく、さまざまな個性のぶつかり合いこそが大切なのだ。

■試合以外でも楽しさを伝えていきたい

プロの試合の観戦だけでなく、自分でプレイすることやダーツバーなどでの交流もダーツの魅力。その楽しみをビギナープレイヤーやこれからダーツをはじめる方々に伝えていくことも、江口選手は自分の役割だと考えているようだ。

「僕がダーツをはじめたばかりの頃は、まだプロの世界は確立されておらず、ダーツバーでの交流こそがダーツの醍醐味でした。そこから楽しみつつ上達した身としては、伸び悩んだ時こそ、数字にこだわり過ぎない方が良いと思います。だからこそイベントなどを通じて、色々な方へ“楽しいダーツ”を発信することを意識しています。僕も、そして周りの皆さんも自然体で楽しむことで、結果は後から付いてくるのではないでしょうか」

真剣勝負の面白さはプロツアーを通して発信しているため、イベントではコミュニケーションがメイン。
“江口プロ流”のダーツの楽しみ方は、是非ともイベントの開催場所へ足を運んで直接教わってみてはいかがだろう。

>DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER
公式サイト

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