STORY OF DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER ~村松治樹~

STORY OF DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER ~村松治樹~

【どちらかの手が動く限りダーツを投げ続けたい!】

国内外での輝かしい活躍ぶりや、ユーモラスなトーク、親しみやすい人柄が人気の村松治樹選手。今回は、そんな村松選手にダーツに対する想いや今後の目標について話を聞いた。

■人を選ばず、長く続けられるダーツ

ダーツ歴15年。日本のダーツ界を背負って立つ存在の村松選手は、ダーツのどこに魅力を感じているのだろう。

「一番は、お酒を飲みながらプレイできるところですね(笑)。あとは、やる人を選ばないところ。
僕がはじめてダーツを投げたのが、25歳の時同級生がやっているバーだったのですが、そこまで体力を使わないし、筋力差や身長、男女差なども関係ないところがいいなって思いました。そのバーで、年配の方がプレイしているのを見て『長くできそうなスポーツだ』と感じたことを覚えています。歳をとっても、どちらかの腕が動く限りダーツを続けたいと思っています。
他にも、知らない人とでもダーツを通じて仲良くなれるところや、オンラインで普段会うことのない人と対戦できるところもいいですね」

■都会に出たからといって、強くなるわけじゃない

「岩手の奇跡」と呼ばれ、現在も出身地である岩手県で、お店を営みながらダーツを続ける村松選手。「遠征の時はたいていプラス一日かかってしまう」ようだが、岩手に住み続ける理由を聞いた。

「別に東京に出てきたからといって、ダーツが上達するってわけじゃないと思うんです。だったら住み慣れた土地で、お店をやりながらお客さんとダーツを投げている方が僕は楽しいかなって。やっぱり海外遠征は大変ですけどね。
忙しいときでも、特にこれといったフィジカル、メンタルケアはしていないのですが、ダーツをやっていない時、いかにリラックスできるかが大事だと思うんです。だから落ち着く地元から離れられないのもありますね」

■今まで以上に「外さないダーツ」を目指したい

村松選手が目標とするのは、史上最強プレイヤーとして知られるイギリスのフィル・テイラー。2016年6月に、彼と対戦した村松選手が、その時の様子を語った。

「フィル・テイラーとの試合前は、いくら彼でも数本くらいは、外すかなって思っていたんです。でも、全然外れない。HAT TRICKは当たり前だし、たまにトリプルを外す程度。
今までも、外さないプレイを目標としてはいましたが、実際にそれを目の当たりにしたあとでは、気持ちの引き締まり具合が全然ちがいます。トリプルやブルに入れることはできるんだから、僕にだって彼のようなプレイができると思うんです」

今以上にダーツ界を盛り上げて、はじめて来たお客さんに『ダーツって面白いんだな』と感じて欲しい、という村松選手。そんな彼に今年度の目標について聞いた。

「プロツアーJAPANは、年間優勝を目指しています。それと今年度は、ソフトの他にハードダーツの大会にも積極的に参加するつもりです。海外遠征も、たぶん15回以上になるのかな。
でも、そんな中でも優勝できたら、すごいじゃないですか。調子がよくても過信せず、思い上がらないように頑張っていきたいと思います!」

自然体で、ユーモラスに語る村松選手。そんな彼の言葉を聞いていると、本当に彼は国内でも海外でもいっそうダーツ界を盛り上げてくれるのではないかと感じてしまう。
世界で活躍する小さな巨人、村松選手の今後の活躍から目が離せない。

>DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER
公式サイト

最新記事