PROFILE

粕谷 晋
抜群の安定感を誇る、いぶし銀のサウスポー

抜群の安定感を誇る、いぶし銀のサウスポー

粕谷 晋 粕谷 晋

JAPAN

JAPAN

-PERSONAL

名前

粕谷 晋

国籍

日本

生年月日

1979.1.31

身長(cm)

171cm

体重(kg)

75kg

利腕

利目

-CAREER

  • ダーツ歴

    12
  • レーティング

    Rt. 17
  • COUNT-UPハイスコア

    1208 pt

戦歴

  • ●JAPAN 2014 POINT RANKING / 1位(STAGE 15終了時点)
  • ●JAPAN 2014 STAGE7,14 / 優勝

-CHART

-STORY

それまで楽しそうに雑談していたが、インタビューでカメラを回した瞬間、粕谷晋の口数が極端に減った。粕谷は、一言ひとこと、何かを確認するようにゆっくりしゃべる。
「夢・・・。ですかね。SUPER DARTSは。あれだけのトッププレイヤー同士が戦うトーナメントは、DVDでしか見たことがなかったです」

兼業アスリートとして
粕谷は、造船の溶接業とプロダーツプレイヤーという二足の草鞋を履いている。昼間に仕事をしている者にとって、プロプレイヤーとしてダーツを続けることは簡単なことではない。
「まぁ・・・辛いところはやっぱり・・・」と言った後、少し考える粕谷。
「大会だと二泊三日とかもあるんで、移動のためだけに昼の仕事を一日休まないといけない。『ダーツのために休みます』って正直言いづらかったこともあります」
しかしプロツアーJAPANで優勝した時、スポーツ新聞にその記事が載ってから状況が変わった。
「そのときの日刊スポーツを会社の人が読んでて、それからだんだん会社に理解してもらえるようになってきました。大会があると『あ、わかりました』って言ってもらえるんです。ありがたいです、はい」
仕事があれば安定した収入がある。安定した地盤があるからこそ、結果を恐れずにチャレンジできる、と粕谷は言う。
「メンタルは普通の人より強いのかなって」
粕谷の冷静な試合運びや安定した成績は、メンタルの強さの表れかもしれない。

楽しいから
練習時間など制限され、かなりのハンディが強いられるのが粕谷の現状だ。それでもダーツを続けているモチベーションを訊くと、拍子抜けするくらいシンプルな答えが返ってきた。
「ダーツ、やっぱり楽しいですよね」
それ以外、思いつかない。だからこそ、頑張りたいと粕谷は言う。
「SUPER DARTSで、世界のレベルがどの辺にあって、自分の力がどこまで通じるのかっていうのを試してみたい。働きながらダーツをやってる人に、兼業アスリートでも、ここまで出来るんだってことを知ってもらいたいですね」
狙うはエンジョイダーツで世界一。兼業アスリートの挑戦に注目だ。

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