U-22プレイヤーたち、THE WORLDへ

[2015 ソフトダーツ U-22 トーナメント] 優勝者4名

2015 ソフトダーツ U-22 トーナメントの優勝特典のひとつであるTHE WORLD参戦サポート。優勝した4名が11月29日に開催した台北ステージに参戦した。

世界最高峰のトーナメントサーキットTHE WORLDに出場した4名の若きプレイヤーたちにその感想を聞いた。

シングルス:古舘 翔

[2015 ソフトダーツ U-22 トーナメント] シングルス優勝:古舘 翔

自分はプロですから

海外に来るのが初めてですね。THE WORLDは、本当にすごい人たちが集まる大会だと思います。大会前は、楽しみでワクワクしかなかったです。でも戦ってみて、やっぱりレベルが高かったですね。
初戦はそんなに緊張しませんでしたけど、2回戦目から対戦相手は一気に強くなり緊張しました。以前からTHE WORLDのレベルの高さを聞いていて、実際その通りでした。
改めてダーツの難しさを教えられたと思いました。
やっぱり今回の結果が、U-22のダブルスで優勝した馬場選手より低かったのが1番悔しかったです。馬場選手は同世代だし、何より自分はプロです。馬場選手は素晴らしい選手だと思います。でもアマチュアの選手よりプロである自分が結果を出せなかったことは、自分の中でやはり悔しさが残ります。
今回の経験を活かし、これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

ダブルス:種田 皓太

[2015 ソフトダーツ U-22 トーナメント] ダブルス優勝:種田 皓太

成績に波のないプレイヤーに

ここのところずっとダーツの調子が良かったんです。でも初めての海外、初めての世界大会で全然自分のダーツができず、ものすごく悔しいです。知識ばかりで実力が追いついていかない・・・。ただ、すごくいい経験をさせてもらったので前向きに、今後の大会に活かしたいです。
とにかくダーツの実力を底上げしたいです。成績に波がなく、安定して打てるようになりたいですね。今はそこを強く意識してます。
そしてJAPANプロ試験に合格して、活躍することが目標です。合格まであと少しなので頑張ります。
あと印象深かったのは、台湾のダーツのレベルとモチベーションがとても高いと思いました。ノリが全然違う(笑)。ダーツで遊んでいる時のテンションがすごく高いっていうか。ちょっと戸惑いました。街自体も夜中ずっと賑やかで、日本と似てるようで似てないなぁと思いました。

ダブルス:馬場 愛寿

[2015 ソフトダーツ U-22 トーナメント] ダブルス優勝:馬場 愛寿

いつか勝見翔選手を超えたい

今日は40点です。ものすごく緊張しました。THE WORLDは、リーグや国内大会とは雰囲気が全然違くて、初戦は堅くなってしまいましたね。世界大会ということを意識し過ぎてしまったんだと思います。
ただ3回戦に試合をさせてもらったロイデン・ラム選手や他の選手も緊張したと仰ってるのを聞いて、みんな緊張しているんだから、この緊張を超えないと有名な選手たちには勝てないんだなと実感できました。
今回、初の海外だったんですが、台湾は人が暖かくてまた来たいなと思いました。ダーツも、勝ち負けだけじゃなくてダーツ自体を楽しんでいる感じがしてすごく素敵だなぁと思いました。大事ですよね、そういう気持ち。
今後というか、僕のダーツ人生の大きな目標なんですが、憧れの勝見翔選手を超えたいと思っています。翔さんは成績だけでなく、振る舞いや行動全てが「プロ」だと思ってます。絶対、翔さんを超えるような選手になり、そしていつか世界一のプレイヤーになります!

女子シングルス:坂口 優希恵

[2015 ソフトダーツ U-22 トーナメント] 女子シングルス優勝:坂口 優希恵

自分でも想像できないくらいの高みへ

THE WORLDは以前から出場してみたいと思っていました。普段対戦することがない世界中のプレイヤーたちと真剣勝負できる大会はTHE WORLDしかないと思うので、今回とても楽しみにしていました。
ステージ上での試合は、緊張しました。初戦が一番緊張するんです。THE WORLDは3レグ先取なので、体力を使いますね。いつも参戦しているJAPAN LADIESは2レグ先取なので。
そのせいか初戦が終わってどっと疲れました。試合中は、せっかく来たのにこの試合だけで終わりたくないと思っていたので、集中してたせいかもしれません。
THE WORLDにまた参加したいです。鈴木未来選手など女性プレイヤーも活躍しているので、自分も鈴木選手みたいに活躍できたらいいなと。せっかくパスポートも取ったし(笑)。
男性、女性関係なく、対戦相手として「あの子か・・・。嫌だな~」と思われるような選手になりたいです。そのためにいろんな大会にでて、少しづつでも良い成績残したいです。仮にTHE WORLDで優勝できたとしても満足しないと思うし、とにかく上に行きたいですね。自分で想像もしてないようなところに。


2015年度のU-22の締めくくりともいえる今回の参戦サポート。THE WORLDを通して世界最高峰のレベルを肌で感じる経験をした次世代プレイヤーたち。U-22プレイヤーたちのこれからのさらなる活躍に注目したい。

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[2015 ソフトダーツ U-22 トーナメント] THE WORLD SOFT DARTS WORLD CHAMPIONSHIP 2015 STAGE 7 Taipei