-STORY
“レジェンド”の異名で、その名を世界へ轟かすソフトダーツ界の重鎮ポール・リム。
最近では、THE WORLD 2016 年間ランキング1位を獲得し、未だその実力が世界トップレベルであることを証明。 その力は衰えるどころか、ますます磨き掛かってきている。
リムなくしてソフトダーツは語れない
「ソフトダーツは私の人生の一部。 常にソフトダーツのことを考え、ソフトダーツに関わらない日は一日もないんだ。 これからもソフトダーツを通じて、他の人の人生に関われることに誇りを感じているよ」
これほどまでにソフトダーツを愛し、そして愛されたプレイヤーを他に知らない。 そして、この愛があるからこそソフトダーツの頂点に立ち続けることができていると言う。
「一貫性のあるプレイと絶対に諦めない強い意志。 そしてダーツに対する愛情は誰にも負けない。 一試合一試合、自分の人生がかかっているという想いでプレイしているのだから」
御年63歳。 されど偉業達成への闘志は尽きぬ
SUPER DARTS 2015の覇者であり、いわばディフェンディングチャンピオンとして各国の猛者を迎え撃つことになる。
「チャンピオンのタイトルを守るということは、チャンピオンになることよりもずっと難しいことなんだ。 だからこそ、今回ディフェンディングチャンピオンとして参戦できることを誇りに感じているよ。 タイトルを守ることの方が優勝するより大きな偉業だからね」
プレッシャーを感じるところか、むしろ偉業を果たすことに目を輝かせるリム。 その言葉ひとつひとつが、強い自信に満ちている。
「あれから2年。 少し歳はとったものの、そのぶんさらに賢くなったかな(笑)。 私から誰かにタイトルを差し渡すことはないので、挑戦者でもある他のプレイヤーは全力で奪い取るしかないね。 ただ、今の私はより鍛えられ、強くなった。 これまでで最高の状態だよ」
SUPER DARTS 2017の幕開けと共に、彼の伝説（レジェンド）に、新たな1ページが刻まれる。
