「国内トーナメントだけではなく、世界の強豪が顔を揃えるハイレベルな舞台で試合がしたい」
マレーシアで開催された「CC1K」GRAND FINALで優勝し、かねてより抱いていた夢を現実のものとしたタン・ジェンミン。持ち前の“粘り強さ”を武器に、自身初となる世界への挑戦はいかなる結果を残すのか。一石を投じる活躍に期待がかかる。
「戦況の変化によって狙いが変わり、その都度、正確にターゲットを捉え続けなくてはいけない。最初は遊びとして始めたソフトダーツでしたが、そんなゲーム性の奥深さに惹かれ、今では私の一部ともいえる大切な存在となっています」
そうダーツへの想いを語るジェンミン。向上心が強く、毎日ダーツを投げずにはいられないという。
「自分の弱点を克服し、よりダーツの精度を上げるためにも、いつも6時間以上はダーツの練習をしています。練習に時間が割けない日は、すごく気持ちが滅入ってしまうほどです。とくにSUPER DARTS 2018という大きな舞台が控えている今は、さらに練習に時間を費やさなければいけませんから。大舞台で良い結果を残せるように、もっと上達したいですね」
「SUPER DARTSは本当に多くのプレイヤーが憧れる最高峰の大会です。いまだにこの舞台に自分が立てることが信じられないほど舞い上がっています。まずは少しでも良い成績を残すこと。そして今の自分を超えるパフォーマンスを発揮すること。この2つが目標ですね。対戦相手はみんな、世界屈指の実力者。試合中は一瞬たりとも油断できない展開が待ち受けていると思いますが、自分の目標を成し遂げられるよう、全力を尽くして頑張ります」
初出場のプレッシャーに臆することなく、SUPER DARTSへの意気込みを口にしたジェンミン。新たな挑戦に向け、心の準備はすでに万全なようだ。
「私はダーツと出会ったことで人生が大きく変わりました。今度はSUPER DARTSとの出会いを機に、また新たなる変化が生まれることを願っています」