まよんぬの I♡Darts Vol.1

まよんぬの I♡Darts Vol.1

みなさんはじめまして!

平成最後の夏が本気を出してきた中、室内でできる競技で良かったと心から思う、26歳プロダーツプレイヤー、森田真結子です。

「プロダーツプレイヤー??」と思った方も多いでしょう。

そうなんです。
私、ソフトダーツのプロライセンスを所持し、年間18戦、日本国内各地で開催されるトーナメントを回っています。

19歳の時に友人の働くダーツバーに行き、ダーツと出会い、大学のサークルにも入らずダーツに明け暮れる毎日を送っていたら、いつのまにかダーツどっぷりの人生になっていました。

まよんぬの I♡Darts Vol.1

簡単に自己紹介をすると、

森田真結子(もりたまゆこ)
ニックネームは《まよんぬ》1992年1月5日東京生まれ、埼玉県川口市育ち。
身長154センチ(多分)血液型はB型。
ユッケと炊きたてご飯が大好き。
中学・高校と茶道部(裏千家)。
はじめてのアルバイトは秋葉原のメイド喫茶で
初対面の人とも気軽にお話ししてしまう、気さくな性格。
2011年にダーツと出会い、2013年4月からプロツアーに参戦。
プロツアーで国内・海外を回っているうちに、旅に目覚め、一人旅なんかもよく行く。
次に行きたいのは、富山。北陸新幹線に乗って、美味しいものを食べにいきたいなぁ。
銀魂とマクロスFとシュタインズゲートが好き。

ダーツバーで働いていた時期もあるのですが、お世話になっていたお店も閉店し、今は純粋にプロとしての活動に専念し、大好きなダーツをもっと沢山の人に知ってほしい!ハマってほしい!と思い、メディアに出たり、イベントに出演したり、たまに自らイベントを企画したりしています。

 

そんな私が、今回、人生で一番の大舞台に挑んでまいりました!!
なんと、、

 

史上初の、、、

 

プロダーツプレイヤーによる、、

 

プロ野球公式戦の始球式をしました!!!

北海道日本ハムファイターズさんvs福岡ソフトバンクホークスさんの試合で、7月20日・21日と2日間、札幌ドームにDARTSLIVEブースが出展されていました!
始球式をしたのは、7月21日土曜日のデイゲーム。

投手板からホームベースまで18.44メートル。
ダーツと比較するとスローラインからBULLまでの2.44メートルの、約7.5倍の距離に投げることになるわけです。

自己紹介にも書いた通り、中学高校と「THE・文化系」茶道部の私は、スポーツの経験がほとんど無いので、ボールを投げたのも高校のスポーツ身体測定くらい‥
ストライクどころか、届くかどうかさえ不安だった私は、この日に向けて、ダーツライブのグループ会社、セガサミーの野球部にお邪魔して、ピッチングのコツなどを指導していただきました。
セガサミー野球部の皆さん、沢良木選手、ご指導ありがとうございました!

まよんぬの I♡Darts Vol.1

ダーツのイベント、練習の合間に、公園でキャッチボールをしたり、ピッチングマシーンのある所に行き練習をする日々‥

せっかくダーツのプロとして呼んでいただけるのなら、狙った所にビシッと!ストライクを取りたい!と思っていたものの、なかなか届かない‥

ダーツと同じ「狙った所に届かせる」ことが、野球だとこんなに難しいものか‥と心折れそうになるときもありましたが、最初は届かなかったボールも、練習を重ねるうちに、力の乗せ方だったり、ボールを離すタイミングが分かってきて、なんとか届くようになりました!

 

そして迎えた始球式当日、土曜日の朝。
14時のプレイボール直前の始球式に備え、11時に会場入りをしました。
ドーム内に入ると、前日のナイターとは打って変わって、家族連れやカップルが目立ち、試合開始までまだまだ時間があるのに、コンコースに溢れる、人、人、人!!!

それもそのはず、この日は満員近い、3万7,000人ものお客さんが来場されていたのです!

皆さん好きな選手の背番号の書かれたレプリカユニフォームを纏い、応援グッズ片手に、思い思いのメイクやヘアアレンジで、試合開始を待っていました。
外野自由席近くのコンコースに設置された、DARTSLIVEのダーツ体験ブースも大盛況♪

 

球団の方からいただいたのは、私のニックネーム《MAYO》と背番号《15》と書いたユニフォーム。

まよんぬの I♡Darts Vol.1
まよんぬの I♡Darts Vol.1

この背番号は、私の誕生日「1月5日」からとったのですが、なんと北海道日本ハムファイターズさんも北海道にきて15年、我らがDARTSLIVEもサービス開始から15年と、なんともご縁のある数字でした!

 

大の野球ファンであるプロ仲間(池田晴夏ちゃん)の手作りダーツボード型イヤリングをつけ、始球式で履く靴も、当日新調しました。
ユニフォームに似合う、MIZUNOの靴に履き替え、始球式前のインタビューを待ちます。

まよんぬの I♡Darts Vol.1

頭にはDARTSLIVEのキャップを被り、

まよんぬの I♡Darts Vol.1

司会の方とDJの方と打ち合わせを済ませ、いざグラウンドへ‥

始球式前のインタビューに応えます。

グラウンドから見えたのは、びっしりと人で埋まった観客席。
そして巨大スクリーン。

映し出される自分の顔と、球場に響き渡る自分の声を聞きながら、ドキドキのインタビューでした!

なにせ数万人の前で話す経験なんてなかったので、緊張してあまり覚えていないのですが、ファイターズの《AMBITIOUSシリーズ》にかけて、子どもたちに夢を与える、叶えるためには、、みたいなお話をした気がします、、、、笑

 

君が代が流れ終わり、

選手の名が呼ばれ、

いよいよ私の名前が呼ばれ、

広い広い緑色のグラウンドを歩き、マウンドへと向かいます。

マウンドの土は、意外と固くて人工的なんだなぁとか、投手板はまるでスローラインみたいだなぁなんて思いながら、四方に挨拶をしました。

そして聞こえた、審判の「プレイボール」の声。
実際にマウンドに立ち、バッターまで、遠いなぁと再確認をしました。

始球式で投げる球はこの1球だけ。

ゆっくりと呼吸を整えて、ボールを握ります。

頭の中でふいに出てきたのは

プロダーツツアーJAPANに参戦している時の、
勝敗が決まる大事な一本、

501の上がり目、50(BULL)を射抜く寸前みたいな、あの感覚。

観客席から「頑張れー」という声。
この声の主は、ダーツをしている人だろうか?
プロダーツプレイヤーを知ってもらえたんだろうか?
なんて一瞬思いながら、
今日を迎えるまでに声を掛けてくれた人達の顔が浮かびます。

「お願い、届け!!!」
ボールを投げました。


©H.N.F
高く弧を描いたボールは少し左側に外れ、バッター手前でワンバウンド。
キャッチャーミットに収まりました!

無事に終わったーーーーーー!!
楽しかったあああーーーーー!!!
と思う反面、
届かなくて悔しかったーーーーー!
という気持ちが残りました。
でも、こんな貴重な経験が出来て、本当に楽しかったです!

 

始球式が終わってからは、DARTSLIVEブースで、お客さんと対戦♪

お客さんのほとんどが、普段ダーツをしない方でしたが、道内や関東から、私の始球式の応援に駆けつけてくれた方や、せっかくダーツが球場にあるなら行ってみようと来てくれたダーツプレイヤーも多く、ブースはずっと長蛇の列‥

マイダーツを持っていて、日頃からお母さんと投げに行っているという男の子は、私に負けて悔しかったのか、リベンジしに来てとっても可愛かったです///

野球している人ってコントロールが上手いのか、物を投げる感覚が優れているのか、初ダーツでも上手な方が多い印象でした。

ファイターズファンの方は、「始球式見たよ」「ストライクだったねー」とか
「緊張した?投げるまで長かったね〜(笑)。」
なんて気さくに声を掛けてくれて、北海道ってあったかいひとばかりだなぁ〜と思いました。

ダーツ的感覚では、全然時間をかけたつもりはなかったのですが野球的感覚ではだいぶ遅かったみたいでした(笑)。

そんなこんなで、あっという間の二日間が終わりました!

ほんとうに充実していて、濃厚な二日間だったな・・・

ダーツだと、プロの試合を見に来る人は、ほとんどがダーツ経験者だと思うのですが
野球の場合は、自分がプレイヤーでなくても、観戦を楽しみにしている、本物の興行なわけで、大成功している競技から学ぶべきことってたくさんあるなぁと。

さまざまな分野のスポーツに触れ合って、大好きなダーツの発展の為に活かせることを吸収したいなぁと思いました。

実はね、
グラウンドで、選手がバット持って素振りしている横で、私もダーツの素振りをしたくなっちゃってしたんです。(どこでも素振りしちゃうダーツ馬鹿あるある笑)

まよんぬの I♡Darts Vol.1

‥‥‥ものすごく気持ち良かった/////

この観客が、もし全員ダーツプレイヤーだったら‥

沢山の観客の前で、自分の大好きな競技をして、見てもらえるって、きっと幸せでたまらないなぁ、って思いました。
そんなこんなで、初回からなが〜くなってしまいましたが、
【まよんぬのI❤️Darts Vol.1】自己紹介と始球式レポでした( ^ω^ )

今後も2ヶ月に一度のペースで更新予定ですので、ぜひ楽しみにしてくださいね♪

まよんぬの I♡Darts Vol.1

 

森田真結子(まよんぬ)
公式HP
Twitter 
Instagram

 

最新記事