矢を投げて的を狙うシンプルな競技として知られるダーツですが、どんな魅力があるか知っていますか?
ダーツは、実は奥が深く、始まりは1450年頃イギリスの兵士たちが弓矢で競ったことがルーツと言われ、紳士的な要素も強いのです。
今回は、500年以上も前からずっと人々を楽しませ続けてきたダーツの魅力にスポットをあてて紹介していきます!
その1. 人との出会い、コミュニケーションにつながる
何と言ってもダーツの1番の魅力は、知らない人同士でも「コミュニケーションのきっかけ」になるということです。
この話をすると驚かれる方もいるのですが、私の周りにはダーツがきっかけの出会いで結婚したカップルが2組もいるんです!それも同じダーツバーでの話なので、仮に全国のダーツバーで全て集計してみたら1000組以上いるのでは!?
お酒を飲みながら楽しむことができるというのも相乗効果となり、人とのコミュニケーションを取りやすい環境が揃っているのです。ダーツをきっかけに、行きつけのお店を作れたり、顔なじみのメンバーで集まれるというのもダーツの醍醐味の1つですね!
その2. 初心者でもハードルが低く、年齢・性別を問わない
ダーツは個人競技なので、腕の違いは出てくるものの、矢を投げて的を狙うというシンプルなルールは、競技ハードルが低く初心者でも親しみやすさがあります。
体力があって若いほうが有利という競技が多い中で、老若男女関係ありません。
私の知っているダーツの最年少プレイヤーは当時8歳の日本の男の子。2011年に開催されたソフトダーツU-19トーナメントにおいて大学1年、社会人1年目の一回りも二回りも違う大人を相手に対等に投げています。真剣になった時の子供の集中力は末恐ろしいですね…
一方で最高齢プレイヤーは、90歳以上のイギリスのおばあちゃん。ダーツの最高齢プレイヤーとして今も元気にダーツを楽しんでいるそうです。
ダーツ発祥の地というだけあって、イギリスでは80歳以上の高齢の方がダーツをしていても特に珍しい光景ではないとか!?
その3. 大人の雰囲気を楽しむことができる
ダーツはイギリス発祥ということもあって、礼儀やマナーも大切にされます。
「よろしくお願いいたします」、「ありがとうございました。」など礼儀正しい会話が多いのです。
ダーツバーでお酒が入っているにもかかわらず礼儀正しい会話が聞こえてきたときには、投げていない人も楽しい気分になる、空間全体を楽しくする力を持っています。
ちなみに、イギリスではスタンディング形式のダーツバーが多く、現地ではダーツを楽しむときにはビールとピザを注文するのが恒例なのだとか!?
日本に置き換えると居酒屋でとりあえずビールと枝豆を頼むといったような感覚ですね。
その4. 目標がつくれる
ダーツに触れる機会は、「かっこいいから」、「友人がやっていたから」、「なんとなく誘われたから」など、人それぞれです。
聞いた話によると、彼女に振られたショックでお酒を飲んでいたバーにたまたまあったダーツと出会い、ダーツに熱中できたことで振られたショックから立ち直った方もいました!
また、上達したいという感情が出ても、弊害がないのがダーツの特徴です。18歳以上であれば、日本でプロのライセンス取得を目指すことができるのです。
日本でダーツのプロになりたい、世界大会に参加したいなど、将来的に大きな目標をもってダーツに取り組むのも自由なのです♪
その5. 知れば知るほど奥が深い
一見シンプルな競技ですが、実はとても奥が深いのがダーツです。
プロであっても、同じ位置から、同じ姿勢で、同じフォームで投げているにも関わらず、1ミリのズレもなくピンポイントで同じところに狙うことはできません。その時の体調や心理状態も大きく影響するためです。
どうしたら良い一投を投げられるのか自分なりに追求して考えて投げてみると、別の角度からダーツを楽しむことができるでしょう。
「目標物へ投げる」、「コントロールが求められる」、「心理状態が影響する」という点は、他のスポーツで例えると、この感覚に最も近いのは野球のピッチャーです。
これはあくまでも予測ですが、日本のプロ野球で活躍しているコントロールの良いピッチャーは、ダーツも上手いのでは!?
まとめ
ダーツの魅力について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
矢を投げて的を狙うシンプルな競技なので、誰でも楽しめるということが、人との出会いやコミュニケーションを取るためのきっかけになります。
お酒を飲みながらでもいいですし、上達を目指して投げ方を研究してもいいですし、ダーツの楽しみ方は人それぞれです。
ぜひ、気軽な気持ちで自分だけのダーツの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。