【#プロのレッスン】シンプルに迷わず持てるグリップ -村松治樹選手
グリップとはダーツの持ち方のこと。 どの指を使うの?どの角度で持つ? ダーツをプレイし始めると、誰しもがそんな悩みを抱えることになるでしょう。
今回のコラムは、DARTSLIVE OFFICIAL PLAYERの村松治樹選手に、グリップについて教えてもらいました。
何も考えず毎回同じように持てる自然なグリップを目指そう
「理論上は1ラウンドで3回同じことをすれば、3本とも同じところに飛んでいくことになるので、常に同じグリップを意識することが大切です。だからこそ頭で考えながら作ったグリップではなく、ダーツを自然に持てるグリップがいいと思います」
「グリップには『これが正解』と言えるものはありません。シンプルに自分が迷わず持てるもの。それだけでいいと思います。トッププレーヤーのなかでさえも、強く握り込む人や落ちそうなぐらいソフトに持つ人など、千差万別です。なかなか自分に合うグリップが見つからないときは、まずはペンを持つときと同じ持ち方でスタートし、徐々に調整していくといいですよ」
村松選手のグリップをチェック!
「今までは人差し指と親指の2本で持って、残りの指は補助として使っていました。でも最近は、親指と人差し指、中指の3点でグリップするように意識しています。ぱっと見は2本でグリップしているように見えますが、人差し指と中指の間に親指があるような形になっています。今のグリップに変化した理由も特になく、単純に今はこのグリップが投げやすいから。来週には変わっているかも知れません(笑)。そのぐらい変わるのが普通なんです。皆さんもいろいろ試しながら、グリップを探求すること自体を楽しんでください」
村松治樹
実力、人気を兼ね備えた日本のダーツを牽引するトッププロ。
「SUPER DARTS 2018」でダーツ史上最強の男といわれるフィル・テイラーを破り優勝した経験を持つ。