【#プロのレッスン】精度を上げるポイントはダーツの“飛び”にあり!ー 鈴木未来

ダーツ初心者の人でも、「飛びがきれい」「飛びが安定しない」といったフレーズを耳にしたことがありますよね。この“飛び”とはいったい何のことでしょうか? 今回のコラムはダーツライブオフィシャルプレイヤーの鈴木未来選手がダーツの “飛び”について教えてくれました。

きれいな軌道よりも自分に合った“飛び”
「“飛び”というのは、ダーツの飛び方のこと。理想的な飛び方は、きれいな放物線を描く飛び方です。直線に近い放物線や大きく山なりを描く放物線がありますが、いずれにせよ、きれいに放物線を描けていればダーツをコントロールしやすいと思っています。

とはいえ“きれいな放物線”はあくまで理想です。初心者のころは、あまり飛び方を気にせず、とにかく狙ったところに飛ばす練習をすることが大切です。実は私もあまり“飛び”はきれいではないと思っています。きれいに飛ばすことにこだわると、深い溝にハマってしまう気がして(笑)。
実際は、ダーツ3本が安定して同じところに飛んでいけばいいんです。それができるようになったとき、そのときの飛び方が自分に合った“ダーツの飛び”になります。」

 

ピンポン玉を使って軌道をチェック!力加減を調整しよう

「過去にダーツが3本ともボードに刺さらないことが多い時期があったんです。そのとき何とか刺さるようにしようと考えすぎて、力を入れすぎたり逆に抜きすぎたり…。結果的に気づいたのですが、ダーツへの力の伝わり方が毎回違うと、当然ながら飛び方も安定せず、精度も下がってしまいます。なかなかダーツの飛び方が安定しないという方は、狙いすぎて力んでしまっていることが多いと思いますよ。

今はダーツに上手く力が伝わっていないと感じるときは、“球”を送り出すイメージで投げるようにしているんです。これが本当に効果的で。
皆さんも、ピンポン玉を使ってダーツを投げるときと同じフォームでボードに投げる練習をしてみてはいかがでしょうか。ダーツよりも飛んでいく軌道が見やすいですし、力加減を調整する練習にはすごくいいと思いますよ。

それでも“飛び”が安定しない人は、根本的な見直しも大切です。3本とも同じように飛んではいくものの、なかなかグルーピング精度が上がらないときは、ダーツのセッティングを見直すことも大切だと思うんです。ダーツの一部のパーツを変えるだけで、飛び方は大きく変わりますからね。あとは、毎回同じグリップ、フォーム、フォロースルーになるように繰り返し練習することも忘れないでくださいね!」

 

鈴木未来


1982年2月5日生まれ。身長159cm。
ダーツライブオフィシャルプレイヤーであり、実力と人気を兼ね備えた日本のダーツを牽引するトッププロ。イギリスのハードダーツトーナメントBDOレイクサイドでアジア人初として連覇達成しダーツ世界最強女子といわれている。

 

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