【#プロのレッスン】狙ったところに入れるためにはー ポール・リム

【#プロのレッスン】狙ったところに入れるためにはー ポール・リム

「狙うとはフォーカス、すなわち焦点を絞ること」と語ってくれたのはポール・リム選手。今回のコラムは、みんなが知りたい「狙ったところに入れるために大切なこと」を世界で活躍するポール・リム選手にアドバイスをもらいました。

構えてから投げ終わるまでターゲットを見続ける
「狙っているエリアをじっと見ることが『狙う』ことの基本。僕はセットアップするときに手元を一度見た後は、ずっとターゲットを見続ける。良いダーツプレイヤーは100%そうしているものだよ。目だけじゃなく、頭の中もそこだけに焦点を合わせることが必要なんだ。外すときは、ターゲットを見ていたとしても、頭の中で違うことを考えているんだ。目の焦点もズレてしまうからね。狙うということを理解して、狙ったところへ投げることができるようになれば、ボードのどこを狙っても入れることができるようになるよ」

繰り返しの練習が狙う自信につながる
「例えばブルを狙って打てるようになったのなら、他のナンバーも絶対に狙える。ブルは狙えるけど他のナンバーはうまく狙えないというのは、思い込みの問題だね。ポジショニングの違いだけで、やっていることはまったく同じなんだから。
とは言えうまく狙えないこともある。それは主に自信のなさが問題だと思う。打てると思わないと打てないから、自信を持つのが大切だ。そして自信を持つためには、練習すること。僕だって1を練習することもあるんだよ。そこを打つ必要なときがあるからね。例えば20が苦手だったら、20を千本投げるようにする。千本投げたら絶対に打てると思うようになるよ」

ポール・リム
ポール・リム選手1954年1月25日生まれ。身長170cm。
ダーツライブオフィシャルプレイヤーであり、実力と人気を兼ね備えたシンガポール出身の選手。アジアの生きる伝説といわれ66歳という年齢で常に世界のトップで活躍し続けている。ダーツのプロになる前はフレンチシェフという経歴の持ち主。
DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER ポール・リム

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