ダーツプロの年収はどのくらい? ~鈴木未来選手や大城正樹選手 日本トップ選手の年収は?~

ダーツプロの年収はどのくらい? ~鈴木未来選手や大城正樹選手 日本トップ選手の年収は?~

さまざまなプロスポーツが存在する日本。その中のひとつ“プロダーツプレイヤー”という職業を知っていますか? そしてそのトッププレイヤーたちの年収は、どのくらいなのでしょうか?
今回は一般的にはあまり知られていないプロダーツプレイヤーの年収の一例を紹介します。

日本のトッププレイヤーであれば、いくつかの収入源が考えられます。

・大会の報酬
・契約メーカーからのスポンサー費
・メディアやイベント出演費
・ダーツバー等を経営している場合のその収入
・その他

トッププレイヤーの場合、プロアスリートとして国内外の大会に入賞して得られる報酬は大きな収入となります。
またメディアへの露出やイベント出演に加え、契約メーカーのスポンサー費などが収入として、さらにダーツバーなどのオーナーである場合、店の利益も収入となります。

大会で得られる年収は?

一例として国内の有名トッププレイヤーたちの大会で獲得できる報酬を見てみましょう。

大城正樹選手:国内プロダーツのツアー大会JAPAN 2年連続ランキング1位
大城正樹選手
現在、日本で一番強いダーツプレイヤーの一人である大城選手。
2019年シーズンの大会の報酬が約1500万円でした。また大会以外の報酬を合わせると、年間約3000万円の収入があるといいます。

鈴木未来選手:女子プレイヤー世界チャンピオン
鈴木未来選手
日本で最も有名なダーツプレイヤーである鈴木選手。
国内外の大会の報酬は、約1000万円となります。また一般的に男性選手のほうがスポンサー料などは多い傾向ですが、世界で活躍する鈴木選手のその収入は大城選手と肩を並べるようです。

選手寿命が長いダーツプレイヤー

ダーツは活躍できる年数が比較的長いスポーツと言われています。
サッカーやテニスなどの運動量の多いスポーツのアスリートより、ダーツプレイヤーの選手寿命は長く、国内外問わず多くの30代後半や40代のプレイヤーたちが活躍しています。
フィル・テイラー
海外では60歳以上でも第一線で活躍するベテランプレイヤーも存在しますし、中でも史上最強のダーツプレイヤーと言われるフィル・テイラーは、50歳を超えても最高峰の大会で優勝をはじめ好成績を記録しています。
こういった例のように、息の長いプレイヤーであれば生涯収入を多く得ることができます。

海外では億を稼ぐプレイヤーも

そういった海外のプレイヤーたちに目を向けると、ダーツ発祥の地イギリスでおこなわれるビッグトーナメントで活躍するプレイヤーたちは億単位の年収を獲得しています。まだ日本人ではそこまでの収入を得るプレイヤーはいませんが、そういう意味でダーツはプロスポーツとして、まだまだ伸びしろのある分野といえるかもしれません。

現在は新型コロナウイルスの影響で大会の開催自体が難しいケースもありますが、世界チャンピオンになった鈴木未来選手のように、多くの日本人プレイヤーが世界で活躍するシーンを期待したいですね。

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