家庭用ダーツボードの新定番「ダーツライブホーム」のスゴイところを聞いてみた! その2

約3年もの開発期間を経て誕生した「ダーツライブホーム」。家庭用ダーツボードに求められる操作性やデザイン性は高い基準でクリアしているものの、やっぱりユーザーとして気になるのは“遊び”の部分ですよね。
そこで、開発スタッフに聞く「ダーツライブホームのスゴイところ」第2弾となる今回は、ダーツライブホーム最新アプリ「ダーツライブホーム」をピックアップ。ゼロワンやクリケットといった対戦ゲームから自宅練習にぴったりなプラクティスゲームまで、ダーツライブホームで多彩なゲームを遊ぶのに欠かせないアプリの魅力を、開発に携わったアプリ企画のイシイちゃんとホームP(ダーツライブホームプロデューサーの略)Tに聞いてみました!


── これまでもダーツライブ200S専用のアプリなどがありましたが、新たにリリースされたダーツライブホームアプリならではの魅力はどんなところでしょうか。

[イシイちゃん] アプリ版のダーツライブホームは、「お店のダーツライブ3と変わらないエキサイティングな体験を自宅で」というコンセプトだったので、業務用マシンのUIをそのまま起用しています。ゲーム画面やアワード、さらには操作感に至るまでダーツライブ3を忠実に再現しているため、自宅に居ながらもダーツスポットで遊んでいるときと同じ感覚でプレイできるという点が最大の魅力ですね。

[ホームP] ダーツスポットでも自宅でもプレイするという方の中には、「環境による成績の違い」に悩まされている方も多いと思いますが、そんな悩みを少しでも解消できるのがダーツライブホームです。UIが一緒なのであまり違和感を感じず、つねに安定した成績が期待できます。また、ダーツライブホームでダーツデビューした方がはじめてダーツスポットに遊びに行ったときに、マシンの操作性などに悩まされずにプレイできるという点も魅力のひとつですね。

── ダーツライブ3のUIをアプリで再現するにあたり、苦労した点などありますか。

[ホームP] アプリの場合、さまざまなスマホやタブレットへの対応を考えなければならないので大変でしたね。少しでも多くのプレーヤーに楽しんでいただきたいので、「いかに多くの端末をカバーするか」に苦労させられました。また、リリース以降も「家庭用ならではの要素」が求められる以上、業務用とは全く別の開発を進めなくてはいけないので苦労が絶えません(笑)。

── 9月に追加されたダーツライブホームのオリジナルゲーム「フィニッシュトレーナー(有料会員限定)」もそんな苦労のひとつだと思いますが、なぜ業務用にはないこのゲームを追加することにしたのでしょうか。

[イシイちゃん] 「O1ゲームの上がり練習になるゲームが欲しい」という意見をたくさんいただいていたことと、自分自身、01の上がり練習ができるコンテンツが欲しかったからですね(笑)。かつてダーツライブ1に「アレンジマニア」という上がり練習用のゲームがありましたが、そこから着想を得て「より少ない本数でフィニッシュする」という、より実戦で役立つ部分を追求したのがフィニッシュトレーナーなんです。

[ホームP] 楽しみながら練習ができることが大切なので、「お題の点数に対して最短本数でフィニッシュすると、BEST FINISHボーナスで高得点が狙える」など、いかにゲーム性を高めるかの調整が大変でした。ゲーム性を高めるがゆえに、実戦的な練習ができなくなってしまっては本末転倒ですし。開発過程の中で実際に皆で何度もプレイしながら試行錯誤したので、かなり上がりがうまくなりましたよ(笑)。

フィニッシュトレーナーをディレクションした企画のイシイちゃんの動画はこちら!

── 実戦的な練習といえば、ロボとの対戦が楽しめる「ロボライバル」が11月にリリースされましたね。

[ホームP] はい。ロボライバルは「対戦を気兼ねなくできる」ことが大きな魅力だと思います。とくにダーツを始めたばかりのころは、対戦に少し敷居の高さを感じることがありますよね。そんなときに活用していただけると嬉しいかぎりです。ロボが相手なら気軽に対戦ができるので、このゲームを通じて対戦の流れや雰囲気を掴めば、実際のプレーヤーとの対戦もスムーズに始められると思います。また、ロボライバルとの対戦ではレーティングも反映されるのがポイントです。通常、ひとり用ゲームのプレイでは変動しませんが、ロボライバルでは自分の上達を具体的に感じられるのも魅力的な部分となっています。

ロボライバルの動画はこちら

── ダーツライブホームには、気軽に他のプレーヤーとオンライン対戦ができる「ライブマッチ」がありますからね。ロボライバルで対戦慣れすれば、より楽しさが広がりますね。世界各国のプレイヤーたちといつでも手軽に対戦できるのは良いですよね。

[ホームP] まさに「ライブマッチ」は、ダーツライブホームの醍醐味です。単純にオンライン対戦を楽しむだけのツールではなく、最近では対戦を機に、SNSでユーザー同士が繋がりをもって交流をはかるなど、家庭用ダーツならではの広がりをみせています。

── いわばダーツライブホームは、ダーツ好きを繋げるコミュニケーションツールといえますね。

[ホームP] そうですね。私自身、動画サイトでライブマッチの配信を行なっていますが、「配信を見て、チャットで会話をして、対戦もする」という、ダーツスポットでのコミュニケーションとはまた違った、「おうちダーツ」ならではの楽しみ方を満喫しています。対戦ではカメラの映像を通して挨拶などをするのですが、ボディジェスチャーや紙に文字を書いて映すなど、コミュニケーションの取り方も多種多様でそれがまた面白い。よく対戦をする方であればちょっとしたふざけ合いをしたり、おうち時間がめちゃくちゃ充実しています。

ライブマッチの動画配信はYouTubeチャンネル「ダーツライブハウス」で視聴可能です。

── 12月にはフレンドとの対戦がよりスムーズにおこなえる「パスコード対戦機能」がライブマッチに追加されましたが、今後も新機能がどんどん追加されるのでしょうか。

[ホームP] ユーザーからの要望でよく挙がる要素「メドレー形式」などは、追加を考えています。また、ライブや動画配信をされる方が多いので、アプリ側でサポートできる機能も検討中です。他にも既存機能の見直しや拡張など、さまざまな追加要素を検討しているのでご期待ください!

── 最後となりますが、開発スタッフがオススメする「脱ビギナーのためのダーツライブホーム1カ月練習メニュー」を教えてください!

[ホームP] 始めたばかりのころは投げれば投げるほど上達しますから、ビギナーの間はとにかくカウントアップをプレイする(ブルを狙う)のに尽きます。また、「701の対戦で〇勝しよう!」や「HAT TRICKを〇回出そう!」といった、ミッションというダーツライブの機能がありますので、それを毎日の課題としてクリアを目指すのも楽しいです。そのうえでロボライバルとの対戦でレーティングを算出し、自分の上達ぶりを確認するのが良いと思います。


ダーツスポットでの出会いだけではなく、ダーツライブホームの登場でますます広がりをみせるコミュニケーションの輪。練習も対戦もコミュニケーションも、自宅で気軽にできるので、これからダーツを始めようと考えている人にもピッタリです。

次回は、もっともっとダーツライブホームを楽しむためのポイントを開発スタッフに聞いちゃいますのでお楽しみに!

ダーツライブホーム公式ウェブサイトはこちら

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