ダーツメンタルトレーニング【第1回】- 高畑好秀

ダーツメンタルトレーニング【第1回】- 高畑好秀

【第1回】心変われば力は・・・

 皆さん、はじめまして。今回を含めてダーツを上達させたいと考えられている皆さまに、力を発揮するためのメンタルトレーニングを担当する高畑です。

 スポーツではよく心技体という言葉が使われます。いくら競技をする体や技術があっても、それらをすべて出しきれなければ宝の持ちぐされになりますよね。

 例えば、床に50センチの幅の板を2メートルの長さで置いて、その上を歩けと言われたら、皆さんは楽勝で歩けますよね。しかし同じ50センチの幅の高層ビルの端を歩けと言われたらどうでしょうか? 歩けませんよね・・・

 皆さんは歩く技術も体もありますよね。しかも歩くなんてことは人が一番練習していることです。しかし心が不安や恐怖を感じてしまうと人は歩くという単純な運動さえできなくなってしまうのです。

 そこまでの不安や恐怖ではないにしろ、心が僅かでもそのように感じるとダーツもいつものようには力を出しきれなくなるのです。

 これから残り9回は、具体的なメンタルの対処法をご紹介していきたいと思います。力を出しきれずに終わるのが一番悔しいですからね。

第2回へ続く。

高畑好秀 DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER

日本心理学会認定心理士。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。同大学運動心理学研修生終了の後、プロ野球、Jリーグ、プロゴルファーなど数多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手などにメンタルトレーニング指導を行なう。主な著書に「試合に勝つためのスポーツ・メンタルトレーニング」「試合で差がつく!!スポーツ・メンタル強化BOOK」など。