ダーツメンタルトレーニング【第7回】- 高畑好秀

ダーツメンタルトレーニング【第7回】- 高畑好秀

【第7回】練習時間を短縮していく発想

 本当に強くなりたいと考えてダーツをされている皆さんは、今の練習時間よりも少しでも多く練習時間を増やしたいと考えているものです。

 しかし食事でも同じだと思いますが、満腹になるとしばらく何も食べたくなくなります。 しかもそれが毎日続くと食べるという楽しいことさえも嫌気がさしてくるはずです。

 腹八分の練習、つまりまだやりたいな! と思うくらいの方がまた練習したいという気持ちになれます。 実際に多いか少ないかは別にして自分からしてみれば、現状の練習時間はそれに慣らされて感覚的にはお腹一杯のはずです。 そこでさらに増やすと大変なことになります。

 それよりは、逆の発想でどうすれば満腹から二分ほど時間を短縮していけるのかを考えてみるのも良いと思います。 よく検討してみると練習時間の中には、時間だけを消費しているような無駄な時間や無駄な練習はたくさんあるものです。

 そのように無駄を検討してみる作業は練習の内容の質や流れを見つめ直すきっかけにもなるはずです。

 練習時間を短くしていくことで、自分のモチベーションが維持しやすくなるのはもちろん、集中力や思考力も磨かれていくはずです。

第8回へ続く。

ダーツメンタルトレーニング- 高畑 好秀

高畑好秀 DARTSLIVE OFFICIAL PLAYER

日本心理学会認定心理士。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。同大学運動心理学研修生終了の後、プロ野球、Jリーグ、プロゴルファーなど数多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手などにメンタルトレーニング指導を行なう。主な著書に「試合に勝つためのスポーツ・メンタルトレーニング」「試合で差がつく!!スポーツ・メンタル強化BOOK」など。